Windows8サポート終了!使い続けると?
PCの移行方法は?

2023/02/17
2023/06/20

Windows 8のサポートは2023年1月10日に終了

Windows OSを提供しているMicrosoft社が2013年11月にリリースした「Windows8.1」は2023年1月10日延長サポート期間を含め、サポート終了しました。現在はWindows10とWindows11がサポート対象となっています。

サポートが切れたWindowsを使い続けると…

サポート終了した古いOSのPCを使い続けることはリスクが多く、ウイルス感染やデータ損失などに繋がるケースがあります。「まだ動いているから壊れるまでは使うよ」という声をよく耳にしますがそれではあまりにも危険です。具体的に何がどう危険なのかをご紹介します。

セキュリティ対策がほぼゼロに

サポート対象内のOSは定期的に「セキュリティ更新プログラム」という自動アップデートが施されるのでセキュリティ対策が常に最新のバージョンとなっていました。しかしサポート終了したOSは「セキュリティ更新プログラム」を含めた自動アップデートをすることができなくなります。そうするとセキュリティ面で脆弱性が高くなりサイバー攻撃やウイルス感染のリスクが非常に高まります。会社の大事なデータや個人情報が失われたり流出することで経営困難となるケースも事例としてありますので早めの対策をしてください。

最新のアプリケーションやサービスに対応できない

業務ソフトやWEBサイトは日ごろからアップデートを繰り返し新しいバージョンになっています。古いOSのままだと最新の規格に対応できず「ソフトが起動しない」「WEBサイトが閲覧できない」など問題が増えていきます。時間が経つにつれてこういった障害が出てくるので今はまだ問題が無くても早めの対応をおすすめします。

最新のWindowsアップデートが配信されない

上記でも紹介したような「セキュリティ更新プログラム」を含めた「Windowsアップデート」ができなくなります。セキュリティリスクはもちろん、最新のサービスや規格に置いて行かれるので時間の経過につれてできなくなること・使えなくなるものが増えていきます。そうなる前に早めの入れ替えをおすすめします。

サポートがまだ続いているOSは?

Microsoft社が現在もサポートしているOSは「Windows10」「Windows11」です。両者ともいづれはサポート終了となりますがまだ数年は問題ありません。新たに導入・入れ替えをするのであれば最新OSの「Windows11」がおすすめです。(業務ソフトなど一部アプリケーションやサービスがWindows11に対応していないことがありますので事前にご確認ください)

関連ページ:Windows10は2025年でサポート終了!「22H2」が最後のバージョン

最新のWindowsへ移行するために必要なこと

最新のWindowsへ移行作業は慎重に行わなければなりません。上手く移行ができないとトラブルに繋がります。まずは下記のようなことが必要です。

必要スペックの確認・機器選定

今現在使用しているPCのスペック(性能)と等しいかそれ以上のモデルを選定する必要があります。最新のWindowsは古いWindowsよりも高い処理能力を必要とします。そのため最新のWindowsだからといってスペックの低いPCを選んでしまうと日に日に動作が重くなったり、場合によってはフリーズや起動しなくなることもあり得ます。

データの移行

今現在使用しているPCからデータを移行する必要があります。外付けのUSBなどに一度データを移して新しいPCに移行する流れが主流ですが、あまりPCに詳しくない方の場合どのデータが必要でどこのフォルダに移せばいいのかわからないケースもあります。間違えてデータを消してしまうこともあり得ますので専門の業者に依頼しましょう。 

関連ページ:データまるごと引越しで安心安全のPC入れ替え

アプリケーションの移行

データの移行だけではなく業務ソフトやアプリケーションの移行も必要となります。データだけでは普段使用していたソフトやアプリケーションは動きません。再度新しいPCにインストールし、そこからデータや設定の移行が必要となります。ソフトによっては決められた方法でしか移行できないケースもあるので確認が必要です。

細かい設定の移行

上記以外で個人的に設定をしていた項目も移行しなければ使い勝手が悪くなってしまいます。例えば「ユーザー辞書」や「VPNの設定」などPCによりますがこれらも移行しなければ今までできていたことができなくなることがあります。

移行が上手くできないと起きるトラブル

移行作業をしていざ使ってみると今までできていたことができなくなってしまったという声をよく聞きます。専門の業者であればチェックを入念し行い専門の技術でミスを最小限に移行できますが一般の方が行うと下記のようなトラブルがよく起こります。

必要なデータの損失

PCの移行で最も多いのがこのトラブルです。「前のPCにはあったデータがどこかへ消えた」などよくあるケースです。データは会社の大事な資産です。専門の業者に依頼しましょう。

アプリケーションが起動しない

移行後によくあるトラブルです。アイコンはあるけどクリックしても起動しない、エラーが出るなどです。新しいPCでますインストール作業を行えばソフトを起動することはできます。しかしソフト内のデータや設定を移行しなければなりません。移行する前に事前に確認をすることが重要です。業務ソフトが使えなくなってしまうと仕事に支障が出ます。わからない場合は専門の業者に依頼しましょう。

おすすめの最新OS搭載PC

弊社ではビジネスモデルのPCをおすすめしております。家電量販店などで扱われているPCはコンシューマーモデルといわれており約3年が寿命だといわれています。ビジネスモデルの場合、約5年の寿命といわれており、コンシューマーモデルと比較すると保証が手厚く、スペック(性能)がビジネスに最適なモデルとなっています。

hp ProDeskシリーズ

hp製のデスクトップPCの中でもスタンダードで扱いやすくビジネスで使うのに適したスペックのPCです。大きさはコンパクトかつシンプルなデザインでオフィスの外観を損なわず省スペースにもなります。弊社で最も導入実績のあるシリーズです。 

関連ページ:デスクトップPC

hp ProBookシリーズ

hp製のノートPCの中でもスタンダードで扱いやすくビジネスで使うのに適したスペックのPCです。SSDを搭載したモデルで、小型ながらもスピード間のあるパワフルなパフォーマンスが特徴です。処理能力が高いので作業を止めることなく快適にビジネスに望めます。 

関連ページ:ノートPC

DaaSもおすすめ

仮想的なデスクトップ環境を提供するクラウドサービスです。これまでのデスクトップ環境は、物理的なPC上にOS・ユーザプロファイル・アプリケーション・データが構成され、利用者はPC本体を直接操作していました。DaaSではクラウド上にデスクトップ環境が構成されます。PC上にデスクトップ環境を画面転送して表示する形式のため、利用者はネットワーク越しに操作することになります。デスクトップ環境がクラウド上にあるため、いつでも、どこからでも、様々な端末でデスクトップ環境を利用できます。

関連ページ:DaaS

PCは大事な仕事道具、わからないことがあるなら相談を!

今の時代、PCがなければまともに仕事ができなくなってしまいました。入れ替え作業や急なトラブルの相談先などはあらかじめ決めておくことをおすすめします。

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