Wi-Fiが繋がらなくなったらすぐに試せる対処法6選!
原因や事前の対策も解説

2023/02/10
2024/09/03

Wi-Fiが繋がらなくなったらすぐに試せる対処法6選

1.Wi-Fiルーターの電源が抜けていないか確認

Wi-Fiルーターの電源がオフになっていると電波が飛ばなくなってしまうので、Wi-Fiが使えなくなってしまいます。

電源アダプターがコンセントから抜けていたり、Wi-Fiルーター本体の電源ボタンがオフになっていることがありますので念の為、確認しておきましょう。

2.Wi-Fiルーターを再起動する

Wi-Fiルーターを再起動することで内部の不具合がリセットされて復旧することがあります。

機器によって方法は変わりますが、電源ケーブルの抜き差しをすることで簡単に再起動することができます。起動までに数分かかりますので、しばらく待ってからWi-Fiルーターのランプを確認して点灯していれば再起動は完了です。

3.Wi-Fiルーターを交換する

Wi-Fiルーター自体が故障している場合は機器を交換する必要があります。

その際に注意すべきなのは…

  • 初期設定ができるか検討(プロバイダ設定など)
  • 今のWi-Fiルーターとスペックと同じかそれ以上の機器を選定する。

新しい機器を用意して、ただケーブルを接続するだけでは使えないことの方がほとんどです。あらかじめ上記の事を確認しておきましょう。

4.パソコンやスマホなどの通信端末の再起動

Wi-Fiに接続する側のパソコンやスマホの再起動で繋がるようになることがあります。

再起動する事でパソコンなどの機器側の不具合がリセットされ、Wi-Fiに繋がるようになる可能性があります。簡単ですぐにできる対処法なので試してみてください。

5.Wi-Fiルーターを再設定する

Wi-Fiルーターの内部にある管理画面にPCのブラウザからアクセスして内部システムの再設定をすることで復旧することがあります。

Wi-Fiルーター導入時に設定したことがあれば調べながら設定できることもあるのでトライしてみるのもありかもしれませんが、誤った設定変更をしてしまうとかえって悪化する可能性もあるので要注意です。

6.LANケーブルの抜き差し確認

Wi-Fiルーターに接続されているLANケーブルを抜いてから数秒待ち、再度指してみましょう。

接触が悪いことが原因である可能性があるので、この抜き差しをする事で復旧することがあります。

簡単ですぐにできるので試してみましょう。

※LANケーブルを挿し直す位置は同じポートにしましょう。

Wi-Fiが繋がらなくなる原因

Wi-Fiルーターの不具合や故障

Wi-Fiルーターが何らかの不具合や故障してしまっているとWi-Fiが飛ばなくなったり、Wi-Fiは飛んでいるけどネットには繋がらないなどのトラブルに繋がります。

定期的な点検やファームアップを行う事で、急な不具合や故障のリスクを軽減することができるのでスケジュールを組んで計画的にメンテナンスを行うことをおすすめします。

LANケーブルの断線や劣化

LANケーブルとはWi-Fiやルーターなどのネットワーク機器を繋げるケーブルであり、このケーブルがなければネットにつなげることはできません。

このLANケーブルが古く劣化していたり、何らかの原因で断線してしまうとWi-Fiは飛んでいるけどネットには繋がらないといった現象が起こります。

椅子などで地面にあるケーブルを踏みつけて断線してしまうなど人為的な要因で発生することが多いので、ケーブルを踏まない経路で配線したり、カバーをするなどして対策しましょう。

プロバイダ( 通信回線 )の障害や混雑

プロバイダとはインターネットを利用するための回線契約のことです。

この回線契約をしている管理会社側で通信障害などが発生するとネットが止まり、Wi-Fiは飛んでいるけどネットには繋がらないという現象が起こります。

障害が発生してしまうと他にできることは基本的には無く、障害復旧を待つしかありません。こういった時のために予備でプロバイダ契約をしておくと対応できますが、追加でコストがかかるので要検討です。

また、料金の未払いなどで契約がストップするなど人為的なトラブルが原因で起こることもあるので、支払い状況など確認してみるのもおすすめです。

Wi-Fiを繋がりやすくする方法

Wi-Fiルーターとの距離を近くする

Wi-Fiの電波は距離が遠かったり遮蔽物(ドアや壁など)があると届きづらくなり、うまく接続できないことがあります。

LANケーブルの関係上、簡単には動かせないこともありますが適切な場所に設置することが望ましいです。また、Wi-Fiルーターの性能などでも届く距離や強さに違いがありますので確認が必要です。

電波を発信する家電と同時に利用しない

電子レンジなどの近くにWi-Fiルーターがあると電波が干渉し合い、うまくWi-Fiが機能しないことがあります。

あらかじめ家電の配置を確認して設置する場所や環境には気を付けましょう。

周波数帯を変更する

Wi-Fiの電波には2.4GHzと5.0GHzの2種類があります。これにより、SSID(Wi-Fiの名前)の末尾に○○○-aや○○○-gといったように種類が分かれます。

aとgではそれぞれ長所と短所があるのですがどちらも基本的にはネットが使えるので今現在、接続しているSSIDとは違う周波数帯(例:aならgに)に接続しなおしてみてください。

Wi-Fiルーターを最新のモデルに交換する

古いWi-Fiルーターの場合、最新の機器とうまく接続できないケースがあります。

理由はWi-Fiルーターの規格が古いからで、規格が古いものだとセキュリティ面で脆弱性があるため最新の機器は接続できないようにしています。

早めに最新の規格に対応したWi-Fiルーターと交換することをおすすめします。

Wi-Fiはライフラインの1つ

Wi-Fiをはじめとしたインターネット通信は現代ではライフラインといえます。

急にインターネットが使えなくなるのは「急に水が出なくなった!」というのと同じくらいの緊急事態だと思います。

そうなる前にインターネット機器や回線の状態を定期的にチェックしたり、環境に応じた適切な機器を導入しましょう。