Windows Defenderだけでも大丈夫?
有料セキュリティとどっちが良いのか比較!

公開日: 2023.6.29
更新日: 2025.4.1
Windows Defenderだけでも大丈夫?<br>有料セキュリティとどっちが良いのか比較!

【結論】Windows Defenderだけで大丈夫なのか?

結論述をべると「企業レベルのセキュリティ対策の場合、Windows Defenderだけでは不十分」だと考えられます。

Windows Defenderは世界的に高評価というデータはありますが、有している機能検知率を有料のセキュリティ対策と比較すると不十分だと考えられます。

例えばWindows Defenderには昨今のビズネスシーンで重要視されている「メール」に対するセキュリティ対策がありません。

また、無未知の脅威に対する防御力が低いのも問題です。こういった点からWindows Defenderをセキュリティ対策として信用するのはリスクがあります。

有料のセキュリティ対策はWindows Defenderと比較して、メールセキュリティやログ監視といった重要な機能が揃っています。こういった点を比べた上でWindows Defenderで対策するのか、有料のセキュリティ対策を導入するのかを検討しましょう。

【比較】Windows Defenderと有料セキュリティソフトの違い

メールセキュリティの有無

Windows Defender とはWindows に標準搭載されているセキュリティ機能ですが、メールセキュリティに関しては限定的な保護しか提供しません。

Microsoft Defender for Office 365 などの追加機能がないと、フィッシングメールやスパムメールの高度なフィルタリング、添付ファイルのスキャンなどの対策が不十分になる可能性があります。

一方、有料のセキュリティ対策ソフトは、多くの場合、メールの保護機能を強化しています。たとえば、不審なリンクのブロック、添付ファイルのリアルタイムスキャン、スパムフィルタの高度な設定などが含まれることが一般的です。

特に、ビジネス用途では標的型攻撃やマルウェア付きメールのリスクが高いため、専用のメールセキュリティ機能を備えた製品の導入が推奨されます。

未知の脅威対策に対する検知

Windows Defender は、既知のウイルスやマルウェアに対しては定義ファイルを活用したスキャンを行いますが、未知の脅威に対する検知能力は限定的です。

ただし、クラウドベースの保護機能や、ふるまい検知(Behavior Monitoring)によってある程度の未知の脅威にも対応できます。しかし、高度なゼロデイ攻撃や巧妙な標的型攻撃に対しては、防御が十分でない場合があります。

一方、有料のセキュリティ対策ソフトは、AIや機械学習を活用した高度なふるまい分析、サンドボックス機能、ヒューリスティック分析などを備えていることが多く、未知のマルウェアや標的型攻撃の検知能力が強化されています。

特にエンドポイントセキュリティ製品では、ネットワーク全体で脅威情報を共有し、ゼロデイ攻撃への対応を強化しているものもあります。

そのため、最新のサイバー攻撃に対する防御を強化する場合は、有料のセキュリティソフトの導入が有効です。

AV-ComparativesによるWindows Defenderと有料セキュリティソフトの性能比較

1.ウイルス検知率

ウイルス検出率は、悪意のあるソフトウェアを検出する能力を示します。​2024年3月のテスト結果によれば、Windows Defenderのオフライン検出率は63.10%、オンライン検出率は97.50%でした。

​一方、例えばノートンはオフライン検出率81.80%、オンライン検出率98.90%と、全体的に高い検出率を示しています。

2.保護率

保護率は、システムを実際に脅威から守る能力を示します。

​同じテストで、Windows Defenderの保護率は99.94%であり、他の有料ソフトと比較しても遜色ない結果を示しています。

3. 誤検知数

誤検知数は、正常なファイルを誤って脅威と判断する回数を示します。

​2024年3月のテストでは、Windows Defenderは18件の誤検知が報告されており、カスペルスキーの3件やESETの10件と比較して多い結果となっています。

4. 動作の軽さ

セキュリティソフトがシステムに与える負荷も重要な指標です。

​2024年10月のパフォーマンステストによれば、Windows Defenderは他の有料ソフトと比較して動作が重いと評価されています。

Windows Defenderとは

Windows Defender(現在の正式名称は「Microsoft Defender」)は、Microsoftが提供するWindows標準搭載のセキュリティソフトです。Windows10、Windows11に最初からインストールされています。

有料のセキュリティソフトと同じくファイアウォール、ウイルス対策など標準的なセキュリティ機能を持っています。

Windows Defenderは、基本的なセキュリティ対策としては十分な性能を持っていますが、高度なメールセキュリティや未知の脅威対策を求める場合は、有料のセキュリティソフトを併用するのが望ましいでしょう。

Windows Defenderの機能一覧

リアルタイム保護

ファイルやプログラムの実行時に脅威を検出・ブロック

ウイルス & 脅威の防止

定義ファイルの更新による最新のマルウェア対策

ファイアウォール & ネットワーク保護

不正アクセスやネットワーク攻撃をブロック

アプリ & ブラウザー制御

Microsoft EdgeのSmartScreen機能で危険なサイトやダウンロードを警告

デバイスのセキュリティ

TPM(Trusted Platform Module)やセキュアブートを活用してハードウェアレベルの保護

ランサムウェア対策

「コントロールされたフォルダーアクセス」による不正なファイル変更の防止

おすすめの有料セキュリティソフト

ESET Endpoint Security

ESET Endpoint Securityは、エンドポイントデバイスを保護するためのセキュリティソリューションです。

このソフトウェアは、マルウェア、スパイウェア、フィッシング攻撃、不正アクセスなど、様々な脅威からエンドポイントデバイスを保護することができます。

ESET Endpoint Securityは、Windows、Mac、Linuxなどのさまざまなオペレーティングシステムに対応しています。

セキュアMXサービス

セキュアMXサービスは、迷惑メール対策に特化した高度なクラウド型メールセキュリティです。このサービスは、迷惑メールや詐欺メールの受信を防ぐだけでなく、ウイルス感染のリスクも低減できるため、多くの企業に選ばれています。

セキュアMXサービスの特徴は、高度な迷惑メールフィルタリング機能を備えている点です。この機能を利用することで、送信者のメールアドレスや特定キーワード、内容などを精密に解析し、不要なメールを自動的にブロックします。

さらに、クラウドベースで提供されるため、複数の端末での統一的なセキュリティ設定が可能です。

費用対効果を考慮した柔軟なプランが用意されており、効率的な迷惑メール防止が可能になります。迷惑メール対策を強化したいと考えている方は、セキュアMXサービスをぜひ検討してみてください。

FortiMail

FortiMailは、Fortinet社が提供する電子メールセキュリティプラットフォームです。FortiMailは、企業の電子メールシステムを保護し、スパム、ウイルス、マルウェア、フィッシング、スピアフィッシング、およびその他の攻撃から守るための包括的なセキュリティソリューションを提供します。

FortiMailは、電子メールに関するトラフィックをリアルタイムで分析し、不正なアクティビティを検知することができます。

また、企業が電子メール通信を規制し、コンプライアンスを維持するのを助ける機能も提供しています。さらに、FortiMailは、暗号化や認証を使用して、企業の電子メール通信をセキュアにすることもできます。

FortiMailは、中小企業から大企業まで幅広い規模の企業に対応しています。また、Fortinetの他のセキュリティプラットフォームとの連携も可能であり、企業のセキュリティ戦略を強化することができます。

EDRソフトウェア

DRソフトとは、エンドポイントにおける脅威を検知・分析し、対応するセキュリティ機能を提供するソフトウェアです。

EDRは、Endpoint Detection and Responseの略語であり、主に企業や組織のネットワークにおけるエンドポイント(PCやスマートフォン、サーバーなど)のセキュリティ強化に利用されます。

EDRソフトは、機械学習や行動解析などの技術を駆使し、未知の脅威にも対応できる高度なセキュリティ機能を提供します。

従来のセキュリティソフトは「サイバー攻撃を受けないように対策する」ことが前提でしたが、EDRソフトウェアは「サイバー攻撃を受けても被害を最小限に抑え、速やかに復旧させる」ことを前提とした仕組みになっています。 

セキュリティ対策をしたいけど何からしていいかわからない場合

「セキュリティ対策って何からすればいいの?」と思った方はまず「環境確認とセキュリティリスクの把握」をすることをおすすめします。

闇雲にセキュリティソフトを導入するだけではセキュリティ対策として不十分であり、本来の目的をカバー仕切れないケースがあります。

自社にとって何がセキュリティリスクなのか、どういった運用状況なのかを理解しなければセキュリティ対策を講じることは難しいでしょう。

ITに携わり30年以上のルートシステムがあなたの会社のネットワークやセキュリティにどういった課題があるのか、どうすれば改善できるのかを見つけ出し、ご提案させていただきます。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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