Windows11でOneDrive自動バックアップを無効にする方法を解説!

公開日: 2024.7.11
更新日: 2025.2.5
Windows11でOneDrive自動バックアップを無効にする方法を解説!

OneDrive自動バックアップとは

OneDriveの自動バックアップ機能とは、ユーザーのファイルを自動的にクラウドに保存するための機能です。

Windows 11の初期セットアップ時にこの自動バックアップ機能が強制的に有効化されるため、ユーザーが望んでいないにも関わらず、デスクトップやドキュメント、ピクチャなどのフォルダーが自動的にバックアップされることがあり、トラブルが多発しているのが現状です。

自動バックアップのメリットとデメリット

自動バックアップの最大のメリットは、データの喪失を防ぐ点です。

クラウド上にファイルが保存されるため、PCの故障や紛失があってもデータは安全です。また、異なるデバイスでファイルの共有や同期が簡単にできる点も魅力です。OneDriveを使用している他のユーザーとフォルダの共有もスムーズに行えます。

一方で、デメリットもあります。

例えば、無料版の場合は5GB容量制限があるため、大量のデータをクラウドに保存すると容量がすぐに一杯になってしまう可能性があります。

また、勝手にバックアップされるファイルが増えることで、データの整理が難しくなることも多いです。

さらに、OneDriveのバックアップを解除すると、PC側に元のファイルが残らないため、手動でファイルをPCに戻す作業が必要です。

OneDrive自動バックアップを無効にする方法

ステップ1: タスクトレイからOneDriveを開く

まず、Windows 11のタスクトレイ(画面右下)からOneDriveのアイコンをクリックします。アイコンが見つからない場合は、タスクバーにある上向きの矢印をクリックして表示されるその他のアイコンの中から探しましょう。

ステップ2: 設定メニューにアクセスする

次に、OneDriveのアイコンをクリックしたら表示されるメニューから「ヘルプと設定」を選び、「設定」をクリックします。設定メニューにアクセスすることで、OneDriveの各種設定を変更することができます。

ステップ3: バックアップ設定を管理する

設定ウィンドウが開いたら、「同期とバックアップ」タブをクリックしてください。

ここで、Windows 11で有効になっている自動バックアップの設定を変更することができます。バックアップしたくないフォルダーのチェックを外し、「変更の保存」をクリックします。

以上でOneDriveの自動バックアップ機能を無効にすることができます。

OneDriveのデスクトップアプリを無効にする方法

スタートアップアプリの設定を変更する

OneDriveのデスクトップアプリがPCの起動時に自動で実行されることを望んでいない場合は、スタートアップアプリの設定を変更することが効果的です。

これにより、PCを起動するたびにOneDriveが自動的に起動するのを防ぐことができます。

「設定」>「アプリ」>「スタートアップ」からOneDriveを削除し、次回Windowsを起動した際にOneDriveが自動起動しないように設定を変更します。

アンインストールする

OneDriveのデスクトップアプリを完全に無効にしたい場合は、アプリ自体をアンインストールする方法も選択肢の一つです。

これにより、OneDriveが勝手にバックアップを行うことや、フォルダーの同期を防ぐことができます。

アンインストールするには、まず「スタート」メニューを開き、「設定」>「アプリ」>「アプリと機能」に移動します。リストからOneDriveを見つけ、それを選択して「アンインストール」をクリックします。

こうすることで、OneDriveは削除され、完全に無効化されます。

OneDriveのトラブルが解消しない場合

プロの知識と技術を持った会社に依頼する

紹介したような方法を試してもトラブルが解消しない場合はしっかりとした知識と技術を持った会社へ依頼することが早期復旧への近道です。

しかし、依頼してから訪問対応までの時間がかかってしまう会社が多くあります。

ルートシステムは神奈川県・都内23区であれば最短即日で対応に伺い、インターネット復旧を早期にいたします。

30年以上、IT業界で培った知識と技術でトラブルを解決いたします。下記フォームよりお気軽にご相談ください。

    電話やメール、当サイトのフォームを利用した当社への売り込みの一切をお断りしています 。