介護施設にWi-Fiを導入するメリットは?
課題や注意点と合わせて解説

2023.06.20
2024.11.07

介護施設が抱えるデジタル課題

世の中ではデジタル化、ICT化が急激に進み、その波は介護施設まで来ています。わかりやすい事で例えると今まで「手書きで書類として保存したり相手に郵送」していたことが「PCでデータ作成・管理し、メールで相手に送る」といったように明らかにデジタル化しています。こうなってくると今度は施設内のデータセキュリティやインターネット環境、Wi-Fiの整備など課題が山盛りになってきます。

その中で、ルートシステムがおすすめするのは「まずはWi-Fi整備」です。大元のインターネット環境を整えるのはもちろんですが、Wi-Fiがあればデジタル化はもちろんのこと、業務の効率改善にも役立てることができます。この記事ではそういったWi-Fiのメリットを紹介していきます。

【メリット】Wi-Fi導入でできること

来訪者向けにゲストWi-Fiを提供できる

施設への来訪者にWi-Fiを提供する際に、業務で使用しているWi-Fiをそのまま貸し出してしまうのは危険です。業務用のネットワークを不特定多数の人に曝け出してしまうことになり、最悪の場合は個人情報漏洩やデータの改ざんなどサイバー攻撃の被害に遭う可能性があります。こういった被害を対策するには来訪者用のゲストWi-Fiを用意し、業務用のネットワークと分ける必要があります。ゲストWi-Fiでネットワークを分けることで、業務用ネットワークのアクセスすることができなくなるので、サイバー被害を未然に防止することができます。

施設の様々な場所でインターネットが使える

Wi-Fiを導入することで、施設全体でインターネットが使えるようになります。こうすることでタブレットやスマホを業務用として導入し、利用者の記録をアプリケーション越しに更新したりデータを気軽に共有することが可能となります。

施設利用者向けに様々なサービスを導入できる

Wi-Fiがあれば様々なサービスの導入することができます。例えば、施設利用者のベッド上の状態(位置、体動、姿勢)を把握できるベッドセンサーシステムを導入し、そのデータをWi-Fi経由で施設内のPCやタブレットなどに共有することができます。各部屋を見回る必要がなく、いつでも確認ができるようになるので業務効率が改善されます。緊急時にお知らせしてくれるようなサービスもあるので施設利用者側としても安全ですね。

関連サイト:高齢者施設向け製品 パラマウントベッド株式会社

【注意点】施設規模のWi-Fi導入なら専門業者へ

Wi-Fi機器は家電量販店でも販売されていて、気軽にWi-Fi環境を整えられるような時代になりました。しかし、それは一般家庭レベルの話で、施設や会社にWi-Fiを導入するのとは訳が違います。建物内の環境把握、機器の選定、実際に設置する際の配線や設定など大規模な工事が必要になるからです。そのため、施設のような大規模な建物の場合、専門業者に依頼することをおすすめします。

ルートシステムは、施設や会社へのWi-Fi導入をサポートしています。環境調査から機器選定、配線作業や機器設置など0から100まで全てを責任もって自社で行います。”無料”の環境診断を用意していますので、まずはお気軽にお問い合わせください!