2023/02/06

2025年の崖とは?何が起きる?
対策や概要を わかりやすく解説

「2025年の崖」とは?概要とDXレポートとの関係性

「2025年の崖」とは、ITシステムや業務プロセスを含めた企業全体のデジタル化をしなかった場合に起こるであろう経済の停滞や損害、経営危機を指す言葉です。経済産業省が2018年に発表した「DXレポート」では「企業がDXを推進しなければ、2025年以降の5年間で、最大で年間12兆円の経済損失が生じる」とされています。
このレポート発表により、企業のDX化(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む企業が増加しました。
しかし、多くの中小企業はDXどころか一部のデジタル化もままならない状況にあり中小企業の本格的なDX化は難航しています。

参考:DXレポート

「2025年」に何が起こるのか?現状の問題をわかりやすく解説

レガシーシステムを維持できるエンジニアの人材不足

これまでのシステムを支えていた多くのIT人材が2025年までに定年などで退職すると想定され、反比例するかのようにDX推進によるIT人材の不足します。そのためDX推進が優先されレガシーシステムを扱えるIT人材は激減する中DX推進をせずレガシーシステムを使い続けるのは困難です。

既存アプリケーションのサポートが切れる

「2025年の崖」に向けて、既存アプリケーションのサポートが切れる問題が顕在化することが予想されます。多くの企業や組織が、2025年以前にリリースされた旧バージョンのアプリケーションを依然として使用しているため、そのサポート切れは大きな問題となるでしょう。

これによって、企業や組織はセキュリティリスクやシステムの不具合に直面することになり、これらの問題に対処するためには、新しいバージョンのアプリケーションに移行する必要があるかもしれません。そのため、既存アプリケーションのサポート切れ問題を早期に対処することが重要です。

関連ページ:Windows8サポート終了!使い続けるとどうなる?最新OSへの移行方法は?

既存システムのレガシーシステム化の進行

レガシーシステムとは既存システムが肥大化・複雑化・ブラックボックス化することを指します。
そのため管理にコストがかかり扱えるIT人材も減り、いずれはサポート期限も切れセキュリティも脆弱化します。

現在でもWindows7で業務システムを構築していたり、サポート期間が切れているソフトウェアを運用している会社様がちらほら見受けられます。
既存のシステムがレガシー化する前に早めにDX化を推進する必要があります。  

ビジネスのデジタル化の進行

ビジネスのデジタル化はますます進行し、従来のビジネスモデルがますます陳腐化することが予想されます。企業は、デジタル技術を活用して、市場変化に迅速に対応し、より効率的に業務を行い、新たなビジネス機会を見出すことが必要になるでしょう。

この変化に適応できる企業が生き残り、成長することができると考えられています。デジタル化やDXに対応できなければ、それらを推進する競合企業に置いて行かれてしまいビジネスの機会を失うこととなります。

関連ページ:中小企業のIT化が遅れている原因は?対策と脱レガシーの方法とは?

2025年の崖を克服するための対策方法

一番の対策は早めに企業のDXを推進することです。具体的には次にような対策が必要です。

レガシーシステムの刷新

2025年の崖に対応するためには、レガシーシステムの刷新が必要になるでしょう。従来のシステムは、新しい技術やビジネスプロセスの要件に対応できない可能性があります。また、サポートが切れたり、セキュリティリスクが高まったりするため、アップデートや改修を行うことが難しくなることもあります。

そのため、レガシーシステムを刷新することで、企業や組織は最新の技術やプロセスに対応できるようになり、セキュリティリスクも軽減されます。ただし、レガシーシステムの刷新は時間とコストがかかるため、早期に対策を講じることが必要です。

業務プロセスの見直しをして業務デジタル化

2025年の崖に対応するためには、業務プロセスの見直しが必要です。従来のプロセスは、新しい技術やビジネス要件に合わせて最適化されていない可能性があります。そのため、業務プロセスを見直し、より効率的かつ柔軟性のあるものに変革することで、企業や組織はより迅速に変化に対応できるようになります。

また、業務デジタル化によって、業務プロセスを自動化し、効率化することができます。これによって、人為的なミスを減らし、生産性を向上させることができます。ただし、業務プロセスの見直しと業務デジタル化には多大なコストと労力が必要なため、早期に取り組むことが重要です。

DXの推進に対応できるIT人材の確保と育成

2025年の崖に対応するためには、DXの推進に対応できるIT人材の確保と育成が重要です。新しい技術やプロセスに対応できる人材が不足している場合、企業や組織は適切なDX戦略を実行することができず、競争力を失う可能性があります。そのため、IT人材の確保と育成に注力することが必要です。

例えば、専門的なスキルや知識を持つ外部のITコンサルタントやフリーランサーを採用することも考えられます。また、内部の従業員に対しては、研修やトレーニングプログラムを提供することで、新しい技術やプロセスを習得できるようにすることができます。その結果、企業や組織はDXの推進に対応できるIT人材を確保し、優れた競争力を持つことができます。

DXに向けて何をすればいいのかわからないなら…

レガシーシステムを使い続けることで大きなコスト・人材・時間がかかります。
新しいシステムへの入れ替えや業務のデジタル化、人材の確保・教育がせずにビジネスを発展させることは困難になり、企業の競争に間に合わず、経済的損失は免れません。

ルートシステムは、30年もの間ITに関わり蓄積したノウハウとプロの技術スタッフで、DXに向けたサポートやアドバイス、機器やシステムの導入をさせていただきます。”無料”の環境診断を用意していますので、まずはお気軽にお問合せください!