すぐに試せるルーターの再起動方法を2つを解説
ルーター再起動をするのはなぜ?
再起動で不具合をリセットできる可能性
ルーターの再起動は、インターネット接続が不安定になったりネットワーク速度が低下したりした時に効果的な方法です。
再起動を行うことで、ルーター内部のアクセスログや一時的なデータがリセットされるため、システムが軽快な状態に戻り、不具合が解消されることがあります。
この対処法は、接続ランプが点滅している時や突然ネットワークが遮断された際にも有効な対処法です。
パソコンがインターネットに繋がらない場合、他にも有効な方法を以下の記事でも紹介していますので確認してみましょう↓
ルーター本体の放熱・放電
長時間使用されたルーター本体は、熱が溜まることでパフォーマンスが低下することがあります。
この状態が続くと、内部部品に負担がかかり、不具合や故障の原因になる可能性があります。そのため、定期的にルーターを再起動し、電源を切って放熱させることが大切です。
また、コンセントを抜いて放電させることで、ルーター内部に溜まった静電気などを解消することもできます。
電源コンセントを使った再起動方法
電源を切る前に確認すべきこと
まず、ルーターを再起動する際には、インターネット接続状況やランプの状態を確認することが大切です。
特に、ルーターやモデムのランプが異常点滅していないか、電源が正しく入っているかをチェックしましょう。
また、ファームウェアの更新作業が進行中であれば、再起動は避ける必要があります。更新中に電源を切ってしまうと、ルーター本体が故障したり、ネットワークの設定が乱れる可能性があるため注意してください。
コンセントを抜く具体的な手順
コンセントを使った再起動は、簡単かつ効果的な方法の一つですので試してみましょう。
以下の手順で行いましょう。
- ルーター本体の電源ボタンがあれば電源をオフにします(無い場合はそのままで構いません)。
- ルーターの電源ケーブルをコンセントから抜きます。
- 大体1~5分ほど待機し、放熱や放電が行われるのを待ちます。(この時間を取ることで、ネットワーク機器が内部に蓄積された電力や熱をリセットできます。)
- 再度電源ケーブルをコンセントに差し込んでルーターを起動します。(この際、ランプの点灯状態も確認してください。)
この方法のメリットと注意事項
コンセントを使用する再起動方法のメリットは、特別な設定やスキルが不要で誰でも実施しやすい点です。
また、電源を完全に断つことで、ルーター本体が抱える一時的な不具合やインターネット接続のトラブルがリセットされる可能性があります。特にネットワーク環境が不安定な場合や通信速度の低下が見られる際に試す価値があります。
一方で、注意すべき点として、再起動を頻繁に行いすぎると、ルーターが劣化する可能性があることが挙げられます。
また、長時間放置せず、数分程度の待ち時間を守るようにしてください。放熱や放電を目的とした場合、しっかり冷却時間を設ける必要がある点も忘れないようにしましょう。
設定画面をから再起動をおこなう方法
設定画面にログインする方法
ルーターの設定画面にログインするには、最初に利用しているルーターのIPアドレスを確認しましょう。多くの場合、ルーター本体に記載されているラベルや説明書に記載されています。一般的なIPアドレスとして「192.168.0.1」や「192.168.1.1」、「192.168.11.1」が使用されます。
次に、パソコンをネットワークに繋ぎ、ブラウザを開いて上記のIPアドレスを入力します。
その後、ログイン画面が表示されるので、ルーターの管理者アカウント情報を入力します。この情報も通常はルーター本体に記載されていますが、変更している場合はその新しい情報を使用してください。
設定画面のどこで再起動ができるか確認
ログイン後、設定画面にはさまざまなメニューがあります。再起動機能は、通常「メンテナンス」や「システム設定」などの項目内にあります。
これらのメニューを開き、「再起動」や「リセット」のオプションを探してください。
再起動ボタンをクリックすると、ルーターが電源を切るのと同様の状態になります。設定画面を使った再起動方法は、モデムやルーターのランプの状態を確認しながら操作を行える点も便利です。
この方法の注意事項とポイント
再起動後の動作確認方法
ルーターの再起動後には、インターネット接続が正常に回復しているかを確認することが重要です。
動作確認として、まずモデムやルーター本体のランプが正常に点灯しているかチェックしましょう。「POWER」ランプが点灯していること、「INTERNET」ランプや接続状況を示すランプが緑色や青色で安定した点灯状態にあることが正常な状態を示します。
次にデバイスを使用して、インターネットブラウザを起動し、ウェブページが表示されるかテストしてください。もし接続に異常がある場合は、再度配線の確認やルーター本体の設定を見直してください。
再起動を行ったにもかかわらず復旧しない場合は、通信業者への問い合わせやルーターの交換も検討する必要があります。
電源オフ後の放電作業
ルーターを再起動する際には、コンセントを抜くことで一時的に電源をオフにしますが、このとき放電作業を行うことで、本体内部に蓄積された不要な電流をリセットできます。放電作業は、特にネットワーク機器が正常に動作しない場合に効果的です。
具体的な手順としては、まずルーターの電源をオフにし、コンセントを完全に抜きます。その後、数分間(一般的には5分程度)コンセントを挿さずに放置してください。
これにより、内部の電流が完全に放電され、ネットワーク通信に影響を及ぼす可能性のある問題を軽減できます。
ルーターの再起動でトラブルが復旧しない場合
プロの知識と技術を持った会社に依頼する
紹介したような方法を試しても復旧しない場合はしっかりとした知識と技術を持った会社へ依頼することが早期復旧への近道です。
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