Wi-Fiが急に繋がらない!緊急事態にすぐに試せる対処法4選

2024/11/25
2024/11/25

すぐに試せる対処法4選

この記事では、急にWi-Fiが繋がらなくなった際にすぐに試すことのできる有効な対処法を紹介しています。

対処法の難易度も低く、誰でも試すことができるのでまずはトライしてみましょう。

これから紹介する対処法でも解決しない場合や症状が少し違う場合はこちらの記事も合わせてご覧下さい。

Wi-Fiルーターと端末の再起動

Wi-Fiの接続が急に不安定になったり繋がらない場合、最初に試したいのが再起動です。Wi-Fiルーターと利用中の端末(スマートフォンやパソコンなど)を一度電源から切り離し、数分後に再起動してみましょう。

これにより、ネットワークの不具合がリセットされ、問題が解消することがあります。

また、Wi-Fiルーターのランプが正常に点灯しているか確認することも大切です。もしランプが異常な点灯をしている場合は、ルーター自体に原因がある可能性があります。

LANケーブルや光回線機器の確認

Wi-Fiが繋がらない原因の一つとして、LANケーブルや光回線機器にトラブルが発生していることがあります。

まず、LANケーブルがしっかり接続されているか確認してください。緩んでいたり外れている場合、インターネット接続に支障をきたします。

また、光回線のモデムやONU(光回線終端装置)のランプ状態もチェックしましょう。正常でない場合は、これらの機器を再起動することで問題が解決するケースも少なくありません。

Wi-Fiルーターの設置場所を変更する

Wi-Fiの電波が弱くなる原因として、Wi-Fiルーターの設置場所が適切でない可能性があります。Wi-Fiルーターは中央に配置し、高い位置に設置することが推奨されます。

金属製の家具や電子レンジなどの電波を妨げる機器が近くにあると、Wi-Fi接続が不安定になることが多いです。電波干渉を避けるために、ルーターをより良い環境に移動させることで改善される場合があります。

他の端末での接続状況を確認

現在使用している端末だけがWi-Fiに繋がらないのか、それとも他の端末も同様の問題が発生しているのかを確認することは重要です。

例えば、パソコンでは接続できないがスマホでは問題なくインターネットが利用できる場合、パソコン側の設定や機器に原因がある可能性があります。

一方、すべての端末がWi-Fiに繋がらない場合は、ルーターや回線側に問題があると考えられます。複数の端末で状況を確認し、より具体的な対処法を検討しましょう。

ケース別の対処法

パソコンだけ繋がらない場合

パソコンだけがWi-Fiに繋がらない場合、まずはWi-Fi機能がオンになっているか確認しましょう。また、ネットワーク設定が正しく行われているかも重要です。

特に新しいネットワークへの接続を試みた際には、誤ったパスワードを入力していないか再確認してください。それでも繋がらない場合は、パソコンを再起動し、Wi-Fiルーターの再起動も試してみましょう。

また、セキュリティソフトやファイアウォールが原因で接続がブロックされている可能性もあるため、一時的にこれらを無効化して接続状況を確認することも有効です。

スマホやタブレットが接続できない場合

スマホやタブレットがWi-Fiに急に繋がらなくなった場合、まずはWi-Fi設定画面から接続中のネットワークを「削除」し、再設定を試みてください。その際、パスワードの入力ミスがないか確認することも重要です。

また、Wi-Fi機能が有効かどうか設定を見直してください。それでも解決しない場合は、スマホやタブレットを再起動してください。

特に最新のOSアップデートが未適用の場合、Wi-Fi接続が不安定になることがあるため、アップデートの確認も行いましょう。

複数端末全てで接続不良の場合

複数の端末全てがWi-Fiに繋がらなくなった場合、Wi-Fiルーターや光回線機器が問題の原因である可能性があります。まずはルーターのランプの状態を確認し、異常な表示や消えているランプがあるかチェックしてください。Wi-Fiルーターと光回線機器を再起動することで復旧する場合があります。

また、プロバイダーの障害情報を確認し、サービス側に問題がないか調べましょう。電波干渉が原因である可能性もあるため、ルーターの設置場所を変更して再度試すことも推奨されます。

ルーターや機器が故障している可能性

Wi-Fiルーターのランプが点灯しない、または異常を示している場合、機器の故障である可能性があります。一度電源を切り、数分置いてから再度オンにして様子を見てください。それでも改善しない場合は、LANケーブルや光回線の接続機器に問題がないか確認し、必要に応じてケーブルの交換を試してください。

それでも接続不良が続く場合、Wi-Fiルーターそのものが故障している可能性が考えられます。この場合、メーカーサポートや購入店に相談し、修理や交換を依頼するか新しいものと交換することをお勧めします。

Wi-Fiトラブルの予防策と注意点

最新のファームウェアにアップデートする

Wi-Fiルーターやその他のネットワーク機器には、開発元から定期的に提供されるファームウェアのアップデートがあります。このアップデートを適用することで、既知の不具合やセキュリティリスクが解消され、接続の安定性が向上します。

特に、Wi-Fiが急に繋がらないといった不安定な状況を避けるには、このアップデートが非常に重要です。ファームウェアのバージョンを確認するには、まずルーターの設定画面にアクセスし、最新の更新情報があるかを調べましょう。

この際、ログインIDやパスワードが必要になる場合がありますので、ルーター購入時の設定情報を手元に用意しておくとスムーズです。

電波干渉を避けるための設置環境の改善

Wi-Fiの電波は、家電製品や障害物の影響を受けやすいため、ルーターの設置環境を最適化することが重要です。電子レンジやBluetooth機器など、同じ周波数帯を使用する機器が近くにあると、電波が干渉を受けて不安定になる可能性があります。また、壁や家具などの厚い物体も電波の届きを妨げる原因になります。

ルーターを部屋の中央や高い位置に設置することで、Wi-Fiの電波を均一に届かせやすくなります。また、利用する周波数帯を2.4GHz帯から5GHz帯に切り替えることで、干渉を減らせる場合もあります。

さらに、Wi-Fiが繋がらない状況を改善するためには、アクセスポイントの追加やメッシュWi-Fiの導入を検討するのも効果的です。

どうしても復旧しない時は…

紹介したような対処法でもWi-Fiが復旧しない場合は、重度な障害がネットワーク内で発生している可能性があります。

この場合はネットワークの根本から切り分けて原因を突き止める必要がありますので、ITインフラの知識を持つエンジニアが調査する必要があります。

自社で解決できない場合は信頼できるプロに任せるのも1つの手段です。

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