ゲストWi-Fiは中小規模でもメリットあり?
構築例と併せて解説
ゲストWi-Fiが中小規模にもメリットあり!
ゲストWi-Fiとは、来客者や従業員以外の第三者へ提供することのできるWi-Fiのことで、フリーWi-Fiと呼ばれることもあります。近頃では大きなショッピングモールや商業施設でも導入されています。こういった大規模な施設で利用されることの多いゲストWi-Fiですが、中小規模にもメリットをもたらします。具体的にどのようなメリットがあるのかをこの記事では紹介していきます。
ゲストWi-Fiのメリット
来客者にWi-Fiを提供できる
一番のメリットは「来客者にWi-Fiを提供できる」ということです。近頃はノートPCやスマートフォン、あるいは携帯ゲーム機などインターネットに接続して利用する機器が多くなりました。そこでゲストWi-Fiを提供することで、インターネット利用が可能となり来客者に親切な環境づくりができます。
特にスマートフォンの場合は通信制限が設定されていることが多いので、Wi-Fiがあるのと無いのとではインターネット利用に大きな差が出ます。こういった理由から商業施設や飲食店などにゲストWi-Fiが導入されています。
情報漏洩や不正アクセスを防止できる
このメリットについては後述の注意点を把握した上での話になりますが、業務で使用するメインのWi-FiとゲストWi-Fiでアクセスを制限することで情報漏洩や不正アクセスを防止することができます。
ゲストWi-Fiはインターネット使用のみに制限することで、同じネットワークにある業務データを守ることができます。過去に、第三者に提供したWi-Fiから不正アクセスを受け、情報漏洩してしまったというニュースがありました。あらかじめゲストWi-Fiをしっかり設定しておけば、リスクヘッジすることが可能となります。
ゲストWi-Fiの注意点
ゲストWi-Fiのメリットを紹介しましたが、注意点もいくつかあります。しっかりと把握した上で導入を検討しましょう。
機器によっては機能に差がある
ゲストWi-Fiを構築できると謳った無線LAN機器がよくありますが、中には簡易的な機能でセキュリティ対策に脆弱性がある場合があります。Wi-Fi機器は家電量販店でたくさん販売されていますが、業務用として導入する際はセキュリティ対策がしっかりと構築できるYAMAHAなどの法人モデルの機器を選定しましょう。
関連ページ:YAMAHAアクセスポイント(Wi-Fi)
構築上にセキュリティの穴が無いか要チェック
ネットワークの規模によって、ただゲストWi-Fiを導入するだけではセキュリティ対策が不十分なケースがあります。例えば、ネットワーク内で誤った階層に機器を設置することで、制限したい箇所までアクセス可能となってしまうなどのリスクがあります。無線LAN機器を設置するポイントや設定をあらかじめ設計し、セキュリティ対策を構築しておくことが重要です。
ルートシステムのWi-Fi構築実績
学校のICT化に伴うネットワーク・無線環境の再構築
https://root-s.co.jp/news/case/1129/
ゲストWi-Fiは規模に関係なくメリットがある
ゲストWi-Fiは規模に関係なく、中小規模の施設にもメリットをもたらします。どんな場所でもインターネット環境を必要とする時代おいて、ゲストWi-Fiを導入することで利用者や来客者に親切な環境づくりができ、施設の印象を良くすることができます。
ただし、注意点を把握することも重要になるため、ネットワーク専門業者に依頼することをおすすめします。
ルートシステムは30年間のITノウハウと知見を活かし、プロの技術スタッフがWi-Fi環境を構築します。ご相談や環境診断は無料です。まずはお気軽にお問合せください。